業務エアコンのブレーカーがすぐに落ちる
業務エアコンは専用回路で電源を取っています。
他の電気機器が影響してブレーカーが落ちるのは考えにくいです。
負荷がかかっているのはエアコンからの過電流だと思われます。
メンテナンスを行っていないエアコンは過負荷運転jとなり、・圧縮機・ファンモーターなどが
最大値にて運転し、故障の原因になります。
※電気料金も正常に運転している時に比べ高くなります。
ELB(漏電ブレーカー)を使用していないブレーカーは
メインブレーカーが一括して落ちる場合があります。
※この場合、どの回路にて漏電・過電流が起こっているのか調査・点検が必要です。
お客様で出来る対応策
・エアコン室内機フィルターの清掃・洗浄をする。
・ホコリ・油汚れを抑制する。
・室外機 熱交換機の清掃・洗浄。
・室外機の運転環境を改善する。
・グリルを開け、室内機のファン回りやパネル回りを掃除機などで清掃する
※必ずブレーカーを切り、運転を止めてから実施してください。
ブレーカーが落ちる原因・修理個所
ELB(漏電ブレーカー)が落ちる場合はON/OFFの中間でレバーがプラプラの状態になり
ブレーカーが落ちてしまいます。大抵の場合が漏電により、ブレーカーが落ちてしまってます。
◇ 圧縮機が漏電している
◇ クランクケースヒーター
◇ 渡り配線の断線やショートしている
◇ ブレーカー自体が故障している
経験上、上記部品での漏電が8割程度をしめています。
圧縮機の絶縁不良などでブレーカーが落ちる場合、無理に運転をかけると
他の部品が過電流で故障してしまいます。余分な修理費用がかかる前に、ご相談下さい。
ブレーカーが落ちた時は、無理な運転は極力避けたほうが良いです。
メインブレーカーの容量不足
電気系統の合計使用量(ピーク)が超えた場合もブレーカーが落ちしまいます。
一気に設定温度を18℃にしたり、現在ついてるエアコンを全て運転したりすると
容量のピークでブレーカーが落ちる原因にもなります。
特に電気機器は起動時に電力がピークになる機器が多いからです。
当社でもこのような事例でブレーカーが落ち、修理をした事が多いです。
メインブレーカーの容量を上げるか、使用機器の設定温度、運転調整にて対応します。
台風・豪雨など自然災害による電気系統の漏電
☂ 梅雨時期など、大量に雨が降る日は、建物の雨漏りなどで電気系統が漏電する事があります。
⚡ 雷によりブレーカーが落ちる事例もあります。
※上記の場合、火災保険での対応が出来る可能性があります。当社にご連絡ください。